よく行く酒屋の企画で地元の酒蔵の見学会に行ってきました。
奈良県御所市にある千代酒造というところです。
中の行程を案内してもらいました。
行程そのものは単純だけどそれぞれの管理とかの具合が難しいようです。
まずは精米です。
普通の食用の米と違いかなり精米するので時間が8〜12時間かかるそうです。
精米のサンプルです。
中の二つが玄米で左右が精米したものになります。
かなり小さくなってます。
精米してしばらく寝かせた後洗米です。
ここでの水の浸漬具合が重要らしく加減が難しいようです。
大吟醸に使うような米はさらに短時間で時間も厳しくしないとならないそうでこの機械で少しずつストップウォッチ見ながら洗うそうです。
2分ほどの作業なので他の行程と違い失敗すると取り戻す余裕が無いので一番難しいそうです。
一度に少ししか洗えないから何度も何度も洗うそうです。
洗って蒸した米はここで麹菌をかけて発酵されます。
さすがに中は見せてもらえませんでした。
できた米麹と水をこのかなで醗酵させます。
できたもろみをこの中にいれ絞ってろ過したり火入れしたりして出来上がりです。
最後は皆さんお待ちかねの利き酒です。
別に銘柄を当てるとかでなく用意していただいたお酒を飲み比べて参加者同士感想を話したりして来ました。
また質問すると蔵の人が色々と教えてくれました。
3時間弱ほどの間でしたけど滅多に無い機会で楽しかったです。
酒も飲めたし。
またこちらの蔵では夏場は酒造りが無いので田んぼで米を作ってそれで一部の酒を造ってるそうです。
余談。
ここまできて写真撮ってるのは僕だけでした。
浮いてます。
への(EOSKissDX)
2007年04月21日
蔵見学
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写真は仕方ないですね。普通はそんなに撮らないですよ。居ると重宝がられたりしますが、人によっては目障りでしょうね。
作業場はごく普通の作業場って感じだけど住居の方は良い感じの日本建築でこちらの写真がもうちょっと撮りたかったです。
個人の住居なので勝手に撮るわけには行かないのですが。
と思います。貴重な写真を有難うございました。
ところで こばゆは日本酒が苦手です、最近は
芋焼酎がやっと少し飲める様になりました。
へのさんはかなりいけるのでしょうか?
そんなにざるのごとく飲めるわけではありませんが好きです。
逆に焼酎は苦手ですね。
またもや余談。
どぶろくともろみや無濾過生原酒の違いは濾して有るか無いかの違いだそうです。
フェンスに使うような金網でも通してあれば酒税法問題ないそうです。