- 六本木の美術館で、少し休んでると、またへのさんからNHKでイベントやってるよとメールが来たので、今度は渋谷に移動しました。
- これまた久々の渋谷です。一応、ほぼ毎週通ってるのですが,、駅の乗り換えだけで外には出ません。旧東急デパートの当たりが巨大になってますね。
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- 渋谷の一等地のスタバの前にイチローソックリさんがいました。大昔にみた代々木公園で見た人かな・・・?
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- てくてく歩いてNHKまでやってきました。
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- けっこう広々した入り口なんですね。今回は技術展だけ見ます。こちらは無料で見れます。
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- このキャラなんでしたっけ?
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- ここから、いろんな装置が見れます。各ブースには説明員が付いていて、むちゃくちゃ丁寧に説明してくれます。
- かなり、詳しく説明してくれますが、放送知識もデジタル映像知識もないので、付いていくのが厳しいかも。
- 色々撮影してきたので、紹介していきます。
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- 水中スクーターに付けたカメラです。気持よさそうです。
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- プールの上と下をつなぎ合わせるツインカメラです。1つだと下の写真のように水の中が大きく写ってしまいますが、上に出したカメラと全自動でサイズを合わせて記録してくれるそうです。
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- 手ぶれ補正の装置ですが、電源を使用するアクティブな装置です。台座だけで4キロでカメラと合わせると10kgを超えるそうです。ブレ以前に自分にはムリかな。
- 手ぶれ補正の効果は強力でした。
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- 骨伝導のイヤフォンです。外での中継などでちゃんとアナウンサーが聞こえるように使用してるそうです。台風中継とかね。
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- ここのブースは撮影禁止ですが、説明員の方は撮ってもいいよって事で撮影させてもらいました。
- メガネの上はカメラで、腰に下げたPCに映っている映像がヘッドマウントディスプレイに表示されています。
- 遠隔でも画像に指示が出せて、操作手順の指示とかもできるそうです。
- ヘッドマウントは、SVGAの液晶で試作タイプらしいです。覗かしてもらいましたが、かなり綺麗に見えました。
- この人が付けてる工人舎のSCと机の上に置いてあったVAIOのtypeUが、自分の持っているPCで親しみが湧きます(笑)
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- このプロジェクターネタは、自分も色々試しました。加賀電子のでうちのやつの新型ですね。
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- これは、デジタルCUE装置です。なんでも、デジタルになって何かと遅延が多くて装置の工夫がかなり必要だそうです。
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- デジタル映像の監視装置らしいです。たくさんのモニターを見ててもデジタルの映像乱れって静止画になったりで気がつかないことがあるそうで(アナログなら砂嵐に成る)デジタル信号を監視して知らせるそうです。
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- これはデジタル透かしです。映像ファイルに情報を負荷してるわけではなく、映像自体にカメラ情報を埋めこんでいるそうです。なので、ビデオでテレビを録画しても透かしを読み取れるそうです。
- 認識には2秒ほどかかるそうですが、地震速報など大挙して映像が来たときに使うそうです。
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- 他にもパネルだけの展示もたくさん有ります。
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- これは、リアルタイムに空撮したものに地図をはめ込んでくれます。ほとんどずれることも追いついていました。すごいです。
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- これは、カシオのデジカメなどでもあった補正するものですが、これだけ曲がっていても綺麗に補正します。アナウンサーの人が使うものらしいです。
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- スーパーハイビジョンのCMOSを使って単板にしたものとのことです。1枚890万画素らしいです。パナソニックの文字もありますがファインダーにはSONYと書いてました。レンズは映画撮影用のものらしいです。
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- こちらは、昔の映像エフェクトを再現したコーナーです。巨大なカメラの前にセロファンテープを重ねた文字で偏光フィルターで文字の色が付いています。回すと色が変わります。
- 万華鏡も上の巨大なカメラ用サイズで作っていたそうです。机の上はビデオカメラで再現したものです。
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- 多重のエフェクトですが昔は鏡でやっていたそうです。説明ではこの鏡は普通の鏡ですが、本当は専用の鏡らしいです。普通の姿見かがみだとガラスの裏に反射板があるのでガラス分の濁りがあるそうです。
- って、ものすごい細かいところまで説明していただけます。
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- こちらは、ドラマなどで雷の光を再現する物です。1970年に買ったもので、そのまま今でも使っているそうです。
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- こちらは、集音マイクです。こちらも1970年らしいですが、指向性マイクよりパラボラの旧型のほうが遥かに集音能力が高くて今でも高校野球のキャッチャーの声を拾ったりするときに使っているそうです。
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- 高感度カメラですが、豆球の明かりでも映ります。赤外線を当てるタイプだと色も飛びますが、これは少し色も残した状態で見れました。
- カーテンの中も覗かしてくれますが、目が慣れてないこともあって全く見えない感じです。
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- これは、送信内容を遠隔地で確認する装置です。と言っても市販の物を組み合わせて作ったそうです。アナログならほぼ遅延なしで見れるそうですが、東京から札幌まで飛ばすと3秒くらい遅延してるらしいです。
- 映りを確認する際デジタルで受けると同じように遅延するので、FOMA網を使って内容を確認するものです。FOMAとモバイルルーターとリアルタイムデコーダーで構成されていました。箱に入っていますが、中身は買い揃えそうなものばかりでした。
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- これは、ミリ波をつかって伝送する装置です。
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- こちらは、人ごみの合間から上から撮影する装置・・・。高枝切りバサミにカメラをつけたものです(笑)しかも下のレバーではさみにつけた部分が上下するので角度調節も出来ますってことです。
- 個人の工夫レベルですが、実際現場でもこう言う工夫をされているのがいいですね。
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- これは、有機ELのライトです。
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- こっちはLEDです。どちらも熱の量が少なくフリッカーもでないしでいいことが多いそうです。後は値段なんでしょうね。
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- これは、中継装置のレインコートです。FPUってのは山の上のとかで映像を中継している装置らしいです。
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- これは、番組でアンケートなど取ったらリアルタイムに合成して表示できる装置です。パワポみたいな操作性で重ねられてよく出来ていました。
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- こちはら、独自の字幕を付けるソフトをNHK標準のものに変換できますよって事のデモですが、ニッチ過ぎて殆どの人がわからないかも。自分もよくわかっていませんが、説明員の方もこの凄さを伝えるのが難しすぎるとの事です。
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- これは、カメラの台座ロックをLEDで確実にロック出来てるかチェックできるものの改造したそうです。
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- こちらも、市販のものを組みあせた中継セットです。ポイントはすべてをIP化したことらしいです。アナウンサーに伝える装置もIP化です。エネループで動かしてるのと面白いですね。
- 音声だけでなく、iPadで指示映像も出せるとのことです。iPadのソフトは市販の物らしいです。回線は、こちらもFOMAです。全国で一番入るのはまだまだDocomoの網が一番ですからとのことです。
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- これは、リアルタイムでプログレッシブ変換してるものです。あんまりよくわからなかった・・・。
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- これは、市販のカメラを、昔使っていたアナログ時代のレンズを組み合わせて望遠化したり高速撮影をしているデモです。本体は、うちにもあるCX550Vでした。
- ファインダーも使っていて、露出調整に使っているとか。自分も持っているカメラもこんな姿になってるのがすごいです。何より改造して使おうとしてるのもすごいですね。
- マウントアダプターも自作らしいです。
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- これもラジコンのパーツや、日曜大工屋で売ってるような物を組み合わせた装置です。うちにも欲しいです。
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- 説明員の方々が、とにかくマニアックな事まで、説明してくれて、自分でも全然追いつけない感じでした。
- それに、市販品を組みあせて専用機器でなく安く上げてるのがいいですね。
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- 最後にアンケートですが、ここまでコスト意識高いのかと思いましたが、アンケート用紙がコーティング用紙でどんだけお金かけてるんや!って感じの分厚い高そうなものでした。
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- 最後に電池をもらって終わりです。この電池は、撮影で使った中古ですが、使えそうなのを選別してリモコンにでも使ってくださいとのことです。
- 内容があまりにも濃すぎて満足度高いです。逆に一般の人じゃ何言ってるかわかんないくらいですが、聴き応えがあるので是非聞いてください。
- CAT-2(GH-1)
2011年02月06日
NHK番組技術展に行ってきました。【GH-1】
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面白いですが、自分は殆ど理解できません。
上の「これだけ曲がっていても綺麗に補正・・」はすごいです。
補正されたものだけだと、元の映像が想像できません。
自作とか、かなり古い物も現役で使われているんですね。
ちなみにはじめの方に書いていたキャラクターは「どーもくん」です。
(写真のどーもくんは、デジタル化したどーもくん)
あの間抜けな顔が大好きで、過去、「どーもくん展」なんかを観に行ったりしました。
あと途中、スプーの人形が微妙に気になりました。
にしても、あれって「どーもくん」ですか!茶色いのだけと思いましたが、アナログ終わってしまうとあんな派手なのだけに成るんですね。
スプーって現役なのかな・・・。となりのスタジオパークでその辺りが見れたのかも。時間がなくて見れなかったです。
面白い物たくさんあったので、是非見にいってください。
水中カメラと水面のと合成するのとか。
原稿の歪みの補正はしてるとは思いませんでした。
写してるのは知ってたんですが。
スタジオカメラの下についてるやつですね。